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アラブ首長国連邦 ドバイ

新次元ドバイブーム到来!アラビアンブルーにそびえ立つ豪華楽園リゾート

■第10回 “ドバイの空港事情”

世界5大陸すべてとドバイを結んでいるドバイ国際空港。流通面に優れていることはもちろん、空港内は他の国にはみられない独特の サービスが行われています。

サラブレッド三大始祖

◆流通
ドバイ国際空港は、欧州とアジアの中間に位置し、ハブ空港としてますます重要度が高まっています。そして、おそらく今世界でもっとも急速にネットワークを拡大している航空会社が「エミレーツ航空」です。1985年にUAE政府によって設立され、20年足らずでヨーロッパやアジア主要都市を中心に54カ国をカバーするほど飛躍し、今では世界の180都市と直結しています。直結している都市が多いこともあり、空港には24時間を問わず朝から晩まで飛行機の発着があることは言うまでもありません。

◆エミレーツ航空
発着する飛行機が多いと、当然、その飛行機を利用する人も増えます。空港ではこうしたニーズに応え、様々な旅客サービスを取り揃えています。日本での知名度はまだ低いですが、ヨーロッパでは常にナンバーワンクラスに名前が挙がり、「エアライン・オブ・ザ・イヤー」など、優れたサービスの航空会社に贈られる国際的受賞を数多く受賞しています。 また、UAE政府によると、「エミレーツ航空は今後144か月間(12年間)連続で、毎月新路線を就航させる」という計画を立てているそうで、今後ますますの発展が見込まれます。

◆ラウンジ
エミレーツ航空のサービスの中で、主要路線のファーストクラスもとびっきりのサービスで定評が高いことが知られています。ドバイ国際空港内にあるラウンジではインターネット、シャワーが完備されているのはもちろん、包み込むように柔らかい革張りのソファーと星空を真似た天井ライト・・・。噴水の水の音も、聴覚から心に安らぎを与えてくれます。二階にはマッサージ機能つきのシートも用意されており、身体を芯から解してくれます。パーソナルミニバーもついてますが、ビュッフェ形式で豊富なメニューが揃っています。しかも日本人の口にもよく合い美味しいと評判です。勿論アルコールの種類も豊富です。また、フライトまで時間がある場合には、個室ベッドを予約することもできます。そこには、ベッドをはじめ、シャワー、トイレ、ズボンプレッサー、テレビも完備され、ビジネスホテル並みの設備が整えられています。早朝便を利用する場合には、夕方から20時くらいまでに空港に入り、ラウンジで夕食、個室を利用すれば安いホテルよりもずっと快適な時間を過ごすことができます。

◆世界一安い免税店
ドバイはタックスフリーの国で知られていますが、中でも、空港内にある免税店が一番の人気を誇ります。特に、金製品をはじめとする貴金属類は世界一安いと評判です。2001年4月に完成したターミナル3にある免税店エリアは9,000平方メートルもあり、いつも多くの人で賑わい、貴金属のほか には、アラビア特産の乳香や現地通貨ディラムをかたどった“金貨チョコ”なども人気です。

◆幸運を呼ぶといわれるビッグイベント
ドバイ国際空港には幸運がもたらされるという抽選会が二つあります。まず一つは1989年からスタートした1,000人に1人が当たるというドリーム・カーの抽選。抽選券購入者が1,000人になったとき抽選が行われるもので、フロアにあるカウンターで抽選券(1枚137米ドル)を購入するだけで誰でも参加できます。車はメルセデス・ベンツ、ポルシェ、ジャガー、BMWなどといった高級車ばかりです。もう一つの抽選は、2000年にスタートしたロトくじ「ミレニアム・ミリオネアー」です。こちらも、ドリーム・カー抽選同様、フロアで簡単に購入することができます(1枚137米ドル)。 こちらはなんと、5,000人に1人に100万米ドル、日本円で1億円相当の金額が当たります。まさに世界中の旅行者の間で話題となっているドリーム抽選は、今後も継続して行う予定だそうです。

ドバイイメージ

ドバイの豆知識

2016年の夏季オリンピック候補地にドバイが立候補しています!
2010年に完成予定の「ドバイスポーツシティ」は、オリンピックに立候補するための戦略的な準備の一つとも言われています。もともとドバイは、中東のスポーツ都市として有名で、タイガーウッズプロデュースによる世界最高峰のゴルフ場や世界最高賞金の競馬、世界最大の屋内スキー場、 ヨットハーバー、スタジアム、サーキット場など、さまざまなスポーツ施設を開発しています。オリンピック開催の前に、スポーツインフラを完成させ、ドバイにさまざまなスポーツ競技を誘致するのが目標だそうです。
インフラの充実度や治安の良さ、集客力などを考えると、国際オリンピック選定の際にドバイに軍配が上がる可能性は高いかもしれません!

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■第9回 “ドバイワールドカップ”

先日、日本時間の3月30日に行われたドバイのワールドカップといえば、今や、フランスの凱施門賞、米国ケンタッキー・ダービーと肩を並べるサラブレッドレースです。

サラブレッド三大始祖

ご存じのように、世界中のサラブレッドは先祖をたどれば、18世紀に南アラビアから英国に連れてこられた3頭の馬に行き着くといわれています。ドバイワールドカップは、世界中の馬たちを故郷に凱施させ、世界一を決めようというシェイク・モハメッドの意図で企画され、当時の世界最高賞金レースだったアメリカのブリーダーズカップクラシックを超える賞金の競馬競走として誕生した国際レースです。

世界中から選ばれたサラブレッドが覇を競う競馬の国際的なG1レース。 賞金総額は600万米ドルで、1着賞金だけでも300万米ドル、およそ日本円にして約3億円という世界一の高額賞金レースです。このレースは毎年3月にナードアルシーバ競馬場を舞台に開催されます。世界5大陸を集結したよりすぐりの馬たちの間で行われ、世界最高賞金および最強の座が争われているのです。

観客もドバイならではと言えるほど、豪華な顔ぶりです。 当日はスタンド周辺に首長国連邦国旗が揚げられ、会場内には約四万人もの観客が詰め掛けるといいます。メインスタンドには首長が座り、グランドスタンドには、王室のメンバーをはじめ、世界各国から多くのVIPたちが集います。また、ドバイでは競馬は紳士淑女のレジャーであり、レース観戦の際には、参加者、特に女性は思いっきりドレスアップして会場に入るのが決まりとなっています。

ドバイイメージ

ワールドカップには各種コンテストもあり、こちらも楽しみの一つ。 「ベストドレッサー」「ベストハット」をはじめとするファッションショーやミスコンが繰り広げられ、翌日の新聞には大きく(時には馬よりも大きく)取り上げられることもあるといいます。

ドバイの旅行ツアーには、こうしたワールドカップ競馬場を楽しむツアーもあり、中には厩舎訪問ができるツアーまであります。人も羨む厩舎環境へ案内され、馬の殿堂ゴドルフィン・ギャラリーを訪問・・・。馬好きにはたまらないおすすめのツアーかもしれません。

ワールドカップ観戦をメインに、ビーチリゾートを満喫♪そして、砂漠でアラビンアンナイトが実現するドバイ。 ドバイには、無限の可能性が広がっている気がします。

ドバイの豆知識
シーシャ

アラブの煙草といえば、“シーシャ(水タバコ)”
なんと60cm以上はある花瓶のようなものに長いチューブがついた特殊な道具を使って吸うもの。ぷ〜んと甘くフルーティな香りがするそうです。
ドバイの街中で甘い香りを感じたら、シーシャの香りかもしれません。
※もちろん日本のタバコも普及しています!
※シーシャは1回に1時間程かけて吸い、値段は1回45Dhs(約1336円)です。

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■第8回 “ドバイの食文化”

ドバイのローカル料理はアラビア料理です。

通常アラビア料理と聞くとボリュームたっぷり、スパイシーでヘビーな味を想像する方も多いかと思いますが、ドバイのアラビア料理には、バランスが良くヘルシーなものが多いのが特徴です。

それというのも、現代のアラビア料理は、モロッコ料理、チュニジア料理、イラン料理、エジプト料理とアフガニスタン料理の調和から成り立っているのに対し、ドバイのアラビア料理は隣国レバノンの料理を指します(そもそも、正統派アラビア料理はレバノン料理のことを指すとも言われ、アラブ料理の中でも最高級の味と称されているそうです)。

レバノン料理の味付けは、ゴマ、レモンなどを使った味付けがメインでとてもマイルド。 代表的な食材は、ラム、マトン、鳥肉、米、ピスタチオ等のナッツ類、デイツ(ナツメヤシの実を干したもの)、ヨーグルト、魚介類、それからさまざまな種類のスパイスです。オリーブオイルやニンニクを使う点では、イタリア料理やギリシャ料理に似ているかもしれません。 新鮮な野菜や果物が実に豊富にあることは、ドバイの魅力でもあります。人間と同様、様々な食材が世界中から入ってきているので、在住各国の人が故国で慣れ親しんだ食生活をほぼそのまま継続できると言えるでしょう。

ドバイイメージ

地元の人々は、基本的に魚や野菜をメインに、主食としてお米とパンを食べていますが、最近では、伝統的な食生活の一方、外国の新しい食べ物に熱心なようです。街中にある西洋料理のお店はいうまでもなく、日本料理、中国料理、タイ料理、どこのレストランに行ってもUAE(アラブ首長国連邦)の人々を見かけます。最近では、欧米の食習慣も取り入れており、高カロリー、高たんぱく質の食事に移行しつつあるので、動物性脂肪(コレステロール)の摂りすぎになるのが心配なのだそうです。

ドバイ Patchi

最後にドバイ土産として選ばれることの多いスイーツの紹介。 ドバイでは、結婚祝いや出産祝い、誕生日などのお祝い事に、大きなバスケットにたっぷりとチョコレートやデイツをつめてプレゼントするのが人気です。中でもイスラム圏のゴディバとも言われている「Patchi(パッチ)」は、高級チョコでパッケージも高級な雰囲気が漂うお洒落なものなので、ドバイを訪れた際に探してみてはいかがでしょう。もともとは隣国レバノンのブランドチョコなのですが、ドバイでは地元の人を含めて一番人気の高いチョコレート店になっています。 しかも、イギリス、フランス、ポーランド・・・世界30カ国以上に支店を持つ有名なチョコレートですが、日本にはまだ上陸していないそうです。

ドバイの豆知識

贅沢病とも言われる糖尿病。ドバイを含め、現在アラブ首長国連邦ではなんと人口の約15%が糖尿病だと言われています!

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■第7回 “ドバイの歴史”

200年ほど前、ドバイ近辺は砂漠の中にある、名の知れない小さな村でした。

ドバイの古代歴史は、残念ながらまだ明らかにされていませんが、近年急速にその 全容が明らかにされようとしています。それは、開発を進める一方で、ドバイでは古くから考古学調査が推奨されており、近年、その成果が実を結ぼうとしているからです。ドバイの初代大統領“シェイク・ザーイド”は「過去を持たないものは、現在も未来もない」という方針を持っている方で、彼の方針が現代にもしっかり受け継がれ、今後、発掘が進むにつれ、遠い過去が明らかになることが期待されています。

ドバイ モスク

ドバイの観光名所の一つでもある“ドバイ・クリーク”は、ドバイの歴史を語るにはなくてはならない存在です。現在、国際貿易港として発展していますが、5千年前から既に沿岸の港はそれと同じ役割を果していました。人類最古の文明と言われるメソポタミア文明とインダス文明を結ぶ交易地としてアラビア湾沿岸の港が栄えていたことが、近年の考古学調査で明らかになっています。また、当時から沿岸地域では漁業、真珠採り、アラビアの帆船造りが行われ、内陸地域では、ハジャール山脈の麓に点在するオアシスで椰子の木栽培を中心に農業が行われていました。

現在のドバイに変化しはじめたのは、16世紀の大航海時代。この時代に欧州列強がドバイに次々と進出をはじめました。

ポルトガル人がインド洋・ヨーロッパ航路の交易で進出し、その後、東インド会社を設立したイギリスが、やはり交易路を確保しようと勢力をのばしたそうです。18世紀頃には、リワオアシス周辺(アブダビ)で生活していたバニヤス族(ベドウィン)、マクトゥーム家(現ドバイ首長の家系)がドバイに移住し、権力を握るようになりますが、19世紀後半にはこの湾岸地域はイギリスの保護下に置かれます。イギリスはこの地域を東インド会社への貴重な中継点としており、イギリスからのこの地域に対する覇権は約200年続きました。ドバイの貿易が盛んになったのは20世紀初頭で、その頃からドバイは商人の町と呼ばれるようになります。

ドバイの紀源は、18世紀頃にアブダビから移住してきたマクトゥーム一族に率いられたアラブ人のビンヤス氏族が建てた首長国だと言われています。

「人々が街の歴史を学ぶことは非常に重要であり、ドバイで行われた仕事を評価し、誰もが利用できるサービスの提供」を目的にドバイの街中には博物館がいくつも点在しており、 特に、2006年2月22日にオープンしたドバイ市庁博物館では、ドバイの歴史や、遊牧民(ベドウィン)としてラクダを放牧させながら移動して人々の生活を目にすることができます。

ドバイには、豪華なホテルや高層ビルが立ち並び、急ピッチで開発が進む傍ら、昔の面影が残る旧市街が隣り合わせで存在しています。石油発掘後、世界でもトップクラスの国際都市になった今でも、昔の古き良き風習や伝統がそこに混在しているドバイの両極性はドバイの魅力を際立たせているのかもしれません。

ドバイの豆知識

ドバイの週末は木曜日と金曜日。役所は通常、土曜日から水曜日にオープンします。 ただ、近年では多くの企業や政府関連組織では、金曜日と土曜日を祝日とするところもあります。役所や政府関連組織をはじめ、ショッピングモールでも、基本的に13:00〜15:00はお昼休みでお店を閉めるところが多いみたいです。

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■第6回 “ドバイは人種のるつぼ?!”

居住者の約8割を外国人が占める多国籍国家ドバイ。ライフスタイルも多種多様で、各々の文化、生活スタイルを守りながら自由で平和な国際社会が実現されています。

ドバイ モスク

国の宗教はイスラム教なのですが、多国籍国家であるドバイには、他にもいろいろな宗教が混在しており、基本的にどの宗教でも認められているそうです。キリスト教も宗派ごとにあり、ヒンズー教を讃えるヒンズー寺院もあります。

極めて国際的で宗教的制約があまりない街と言ってもいいのかもしれません。イスラム教でタブーとされている飲酒はもちろん、豚肉を出すレストランもあるので驚きです。とくに飲酒に関しては、多少場所の規制はあるものの、お酒の種類や量が多く、ビールだけでも12種類以上の銘柄が用意されています。しかも、タックスフリーなのでお酒好きには嬉しい限り。(そもそも、イスラム教は「寛容の宗教」であり、非イスラム教徒に戒律を押し付けるようなことはしないともいわれていますが。)

また、他国とは違い、外国人であっても労働条件・医療などの保障が確保されているのもドバイの魅力の一つです。歴史の浅いドバイにとって、外国人の存在はむしろ、今後の経済発展にはなくてはならない存在になっています。世界的観光立国であるドバイでは、外国人には不自由なくできるだけ居心地よく過ごしてもらいたいという意識が街のあちこちにあふれています。

入国審査に際しても、日本人の場合は、審査カウンターでの査証は不要。細かく質問されるようなこともなく、怪しいものを所持していない限り、鞄を開けたりすることなく、荷物をX線検査に通すだけです。それが外国人ビジターを含め観光客を受け入れるドバイの姿勢であって、ポリシーなのかもしれません。

多国籍国家であるドバイは、様々な異文化や宗教、慣習に対して非常に寛容です。そして、世界中からやってきた人が、互いに多様性を認め合いながら共存しています。

ドバイの豆知識

UAE国内のホテルをご宿泊される場合は、予約サイト自動作成の予約確認書(バウチャー)とは別に、UAE国内で認可された公式のバウチャーを作成する必要があります。このバウチャー作成には、ホテル宿泊料とは別にUS$20(お一人様につき)がかかります。

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■第5回 “ドバイの生活環境

ドバイは遊びやお金の価値を求めるだけでなく、文化を求める旅行者にもとっておきの観光地です。

ドバイの生活環境は、アジア、アラブ諸国、ヨーロッパ等世界中からの人々が、各々の文化、生活スタイルを守りながら共存し、自由で平和な国際社会が形成されています。

一般的に、アラブの人たちの家族の絆は強く、特に両親に対して尊敬をもって接することは、祈りに次いで大切なイスラム教の義務であるとさえいわれています。それは、イスラム社会の基盤が「家庭」にあり、安定した家庭があってはじめて、平和で安全な社会が築かれると言われているからです。

国民の生活は国に手厚く保護されており、公共サービスは日本とは比較できないほど充実しています。例えば医療費。医療費は80年代後半までは、公共病院での診療・治療・入院がすべて無料。これは、UAE(アラブ首長国連邦)の国民だけでなく、外国人に対しても無料で行われていました。現在は外国人に対しては有料になってしまいましたが、それでも毎年一定額(日本円にすると1万円程)を支払えば、薬などのわずかな実費だけで済みます。

教育においても、国民に限られていますがすべて無料。そこには、高等教育、大学、海外留学までもが含まれており、教材から寮での生活費まで国が補助してくれます。

ドバイの街中には、文化理解とリーダーの存在を讃える文化センターが建設されており、異文化間の理解と許容を促進するための様々な活動が行われています。ここでは、イスラム教徒以外でも、礼拝の手順や心構え、モスクの建造物の詳細な説明を受けることができ、そのほかにも質疑応答の時間が設けられております。イスラム教をもっと知りたいという外国人の希望と文化や宗教を正しく教えたいというドバイ人からの双方の交流実現を創設したこの文化センターは毎回40〜50人ほどの観光客が訪れるといいます。

ドバイ博物館

また、“アルファヒデ砦にあるドバイ博物館“もドバイの文化を知るのにお勧めの建造物の一つです。ここでは、石油が発見される前の日常生活をはじめ、砂漠や海での生活ぶりを垣間見ることができます。

富裕な産油国の証ともいえるべき、夢のような国民の生活が実現されていますが、それには、リーダーの大きな存在があったからこそだと思われます。 また、富の集まるところには、人やモノが集まり、新しい文化が創造される可能性もあります。ブランドをはじめ、世界に通じる新たな文化がドバイから世界へ発信される日はそう遠くはないのかもしれません。

ドバイの豆知識

ドバイでは、高級志向のレストランだと請求書にサービス料が加算されてることもあります。
また、料理が美味しかったり、サービスが良かった場合は直接10%程の現金をスタッフへ渡すのがドバイの日常的な習慣のようです。

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■第4回 “日本とドバイのつながり”
  最重要貿易パートナー ドバイでの巨大プロジェクトへの日本企業進出

ドバイと日本は、互いに最重要貿易パートナーです。

UAE(ドバイの属するアラブ首長国連邦)からの日本への原油輸入量は全輸入量の4分の1。ガソリンに換算すると日本で走っている自動車の4台に1台はUAEの原油を使っていることになるそうです。

さらに、発電用の液化天然ガスの輸入量も非常に多く、UAEからの天然ガスなしには東京の電気がなくなってしまうとのこと。ドバイは日本にとって、重要な原油供給源なのです。

また、原油以外でも、ドバイは中東と日本を結ぶハブ拠点としての大切な役割を担っています。ドバイが発展するとそこを拠点とする物流が盛んになり、日本に輸入される、例えばバラをはじめとする生花等の種類も豊富になるといいます。

もちろん、日本からドバイへの輸出量も多く、ドバイでの自動車、電化製品の輸入は日本がトップになっています。機械等をはじめとするもろもろの消費財を輸入に依存するドバイにとって、海外市場に活路を求める日本はよきパートナーであるといえます。

1985年、貿易パートナーとしてだけでなく、ドバイへの日本企業進出がはじまります。

ドバイイメージ

ドバイで世界各国から企業を集結させ、自由貿易区ならでは優遇処置を受けられる「ジュベリアリ・フリーゾーン」が1985年に創設すると同時に、今まで貿易パートナーだった日本への企業誘致活動も開始されたのです。

そこでは、約160社もの日本企業が進出。ドバイでの巨大プロジェクトにも、日本企業が続々参入しています。日産自動車、ホンダ、松下、シャープ、東芝、ヤマハなど、多くの企業が輸送、物流基地として、「ジュベリアリ・フリーゾーン」を利用しています。

ドバイ商工会議所

昨今でのドバイの建設ブームのもと、日本企業によるプロジェクト受注も盛んに行われています。中東初の全自動無人運転による都市鉄道システム、超高層65階建てのアルマース・タワーの建設だけでなく、話題の「ザ・パーム」島を走るモノレールの建設も日本企業が受注する見通しです。

それだけではありません。ドバイの中心に広がる美しいビル街にひときわ目立つ商工会議所とドバイ市庁府のビルも、なんと日本の設計会社によるもの。 ドバイの中枢にそびえたつビル建築デザインに日本も携わっていることそのものが、ドバイと日本のビジネス関係での深さを象徴しているかのようです。

ドバイの豆知識

ドバイのバスには、高齢者や身障者向けではなく、女性専用席があります。そして、運賃は1.0〜2.0dh(35〜70円)ととっても経済的。
大きなバス発着所で市内バス停全図がもらえます。


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■第3回 “砂漠の意外な一面 inドバイ”

アラブ首長国連邦といえば、砂漠とラクダ。 そんなイメージを抱く方も多いかもしれません。あながち間違いではないのかもしれませんが、 ドバイに存在する砂漠は、私たちの想像をはるかに裏切ってくれます。

ドバイは亜熱帯性気候で、砂漠の国土の大半を占めています。 超高層ビルが立ち並ぶ中心市街地から車で30分ほど走ると、そこには大自然の雄大な砂漠が広がっています。さらに行くとオアシスの点在する2000メートル級の山岳地帯も。 砂漠の中心部に突如現れる優雅な砂漠リゾート。夕日を背景に砂漠に佇むラクダたち。ドバイの旅行パンフレットを見るとそういう画像をよく見かけます。

ドバイイメージ

まさに、イメージにぴったり・・・のはずが、その多くの画像が偶然ではなかなか見れないものです。実は、そのほとんどが観光の一貫としてホテルで用意されたものだといいます。 砂漠に存在するラクダも、中には砂漠上で鷹狩ができるホテルもあります。 砂漠を満喫するツアーが観光客の中でも大人気なのがドバイの特徴のひとつであり、砂漠をそのまま商品化しているのがいかにもドバイらしいともいえます。

砂漠の中に突如佇む優雅なホテルの数々。そのどれもが、ホテルというよりはまるで王室のよう だといいます。砂漠と遊牧の伝統文化が優雅にかされたインテリア。そこから窓の外を見ると新緑の木々と遠くには青い海が広がっています。

ドバイイメージ

ドバイでは、砂漠の真ん中に氷のラウンジなんてものもあります。 店内に入るのに防寒着が必要で、コップや椅子などもすべて氷で出来ているというのだから驚きです。

マサフィー

しかも、もっと驚きなのはアラブ首長国連邦がミネラルウォーターの名産地だということ。 砂漠の国から採れるミネラルウォーターは、広大な山脈の地下からくみ上げられ、天然ミネラル分を多く含み、日本でも多くの方に親しまれています。

「マサフィー」と呼ばれるドバイ産のミネラルウォーターは、PH8.2、硬度85の軟水で、口当たりがよくとても柔らかいミネラルウォーターです。駅やコンビニ、ネットでも気軽に手に入るので、みなさんもアラビア半島に湧き出るオアシスの恵みをよかったら試してみてください。

ドバイの豆知識

ドバイの語源については、多くの説がありますが、バッタの幼虫を意味する「ダバ【daba】」に由来するという説や、蜂を意味するドゥボル【dubbor】(単数形)またはディビ【dibi】(複数形)が語源という説が有力です。
(ドバイにあるクリーク(入り江)の流れが、幼虫の這う様子に似ていることから幼虫を意味する言葉が多いのかもしれません)

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■第2回 “戦略の統治者「シャイク・ラッシド」と豪華な建造物”

ドバイは人口約120万人、アラブ首長国連邦でアブダビ首長国に次ぐ、第2の首長国です。 関西国際空港よりの中部国際空港から直行便で約12時間。 そこには私たちの想像を絶する世界有数の近未来都市が存在します。それがドバイです。

ドバイには、新しく奇抜なデザインの高層ビル群が立ち並び、世界有数の巨大ショッピングモールには巨大屋内人口スキー場(場内を完全に冷やすのに2カ月以上かかったらしいです)まで設置されています。高さ世界一を誇る超々高層ビル「ブッシュ・ドバイ」、世界一の営業キロ数を誇る無人運転の地下鉄「ドバイメトロ」なども建設中。ドバイではまさに世界一ラッシュが起こっています!!

ドバイイメージ

元々はペルシャ湾から内陸に注ぐ、自然が作り出したクリーク(運河)の存在によって、貿易活動を中心に造船や真珠採りなどの産業が主流でした。 そのドバイが、なぜこれほどまでに世界一にこだわるのか。

時は1950年。
シェイク・ラシッドが首長になった年から、ドバイに大きな変化が起こります。

経済発展を第一に考えたラシッドは、石油採取事業の基盤を整え、いつ枯渇するかわからない石油事業に頼ることのないよう、非石油事業を中心とした経済政策を全面に打ち出しました。

『外国人にとって住みやすい。魅力的な環境を作り出すことで経済発展を引き出す。』 これがラシッドのモットーです。社会の安全を確保し、豊かさを実感させる。多くの人を呼び寄せ、ビジネス環境を醸成する。そういった経済発展を実現させることがラシッドの目標でした。

ドバイ首長の継承

ラシッドのエピソードは限りなくあふれており、そのどれもがカリスマ性のあるものです。 ラシッドは、学校もなく教育も満足に受けていないにも関わらず、複雑なエンジニアリングや建築の設計はもちろん、経済学理論なども即時に理解したと言われています。さらに、その道の専門家に鋭い質問をし、みなを仰天させたそうです。ラシッドのカリスマ性は現首長である三男モハメッドにしっかりと受け継がれ、その経営手腕ぶりはラシッドを超える勢いです。

2007年2月 2015年までの戦略的経済・社会政策計画をモハメッドは発表しました。 それが『ドバイ・ストラテジック・プラン2015』と言われているものです。 その中にはドバイの未来計画図が描かれており、ドバイの現状、強み弱み、それを踏まえて今後具体的にいつまでにどう動くかまでがこと細かく記されています。明確な目標を提示し、みんなでその目標に向かって進んでいきましょうという内容のものだそうです。しかも、分量は40ページ以上のもの。

人類史上初といわれるほどのザ・パーム・ジュメイラ、世界最大テーマパーク(砂漠上の巨大人口スキー場付き)、運河沿い40棟の超高層マンション区 ジュメイラビーチ・レジデンス、世界一の高さを誇るドバイ・タワー・・・。そのどれもが、外国人にとって住みやすい環境を基に描かれた都市設計であり、根底にある外国人を護る姿勢は、現在のドバイの治安の良さと無税政策に現われています。

ドバイイメージ

国際色豊かで、ユニークな都市に発展し続けているドバイ。 ラシッド首長をはじめ、三男モハメッドのリーダーシップなくしてこのドバイの発展はなかったといえます。今なお躍進し続けるドバイを支えているのは、トップの先見性とリーダーシップにあるのかもしれません。

ドバイの豆知識

モハメッドの実の娘はなんとっ、アジア大会女子空手60キロ超級で銀メダル保持者! モハメッド自身も黒帯の持ち主です。
そして、モハメッドは、知る人ぞ知る世界最高賞金GIレース、ドバイワールドカップの主催者であり、 世界最大の馬主でもあります。

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■第1回 “中東イメージ大逆転”

ドバイ地図

中東に対する情報は、砂漠、石油、ラクダのほかに、最近では戦争やテロといったものも多く、あまり良いイメージを持てない方もいらっしゃる方もいるかもしれません。

ドバイは、中東地域のほぼ中央に位置し、ペルシア湾に面した平坦な砂漠地にあります。面積は埼玉県とほぼ同じ。亜熱帯気候に属し、夏場は50度も越える日もあるそうです。

砂漠地にあり、気温が50℃を超える日もあるなんてやっぱり中東・・・。

かと思いきや、市街地を出ると驚くほど立派に整備された道路に斬新な超高層ビルがそびえていて、しかも、暑さをあまり感じません。そのわけは、ドバイにある建築物すべてどこに行っても凍えるほどエアコンが効いているのと、ほとんどが車での移動なので暑さを感じることなく快適に過ごせるのだとか。中途半端に暑いところに比べると不快さを感じることが少ないとも言われています。

また、中東にある砂漠のイメージとは違い、ドバイの至るところには水があふれています。 高層ビル群に緑豊かな公園(なんとスプリンクラー付)、市内の至るところには巨大な運河や人工池、湖が出現。住宅区域、大型商業複合施設、超高層ビジネス街(ドバイの高層といえば飛びぬけて高いのでほとんど超がつく!)にも、大規模な水の施設が併設しています。 道路には立派な街路樹、公園には色とりどりの花や青々とした芝生、砂漠の温泉や雪のスキー場・・・。それが、今のドバイの実態です。

ドバイイメージ

中東のイメージを覆すドバイは、今ではアラビアののエキゾチズムと21世紀最先端のラグジュアリーを兼ね備えたこの上なく安全なパラダイス・リゾートに進化しています。

世界ナンバーワン、世界オンリーワンずくめの建築物が存在するドバイには、今も世界の建設用クレーンの3割が集結しています。それがただの「財政の無駄遣い」ではなく、『未来へ向けたドバイの戦略』だというのもドバイのすごいところ。

次回は戦略の統治者、ドバイ建設の父「シェイク・ラシッド」と豪華な建築物についてご説明いたします。

ドバイの豆知識

ドバイの通貨はディルハム(DH)。  1DH=約30円です。
物価はというと水500mlのペットボトル1DH という驚きの安さです。

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